地球衛星軌道上 / Takes a Dip in The Heat Wave
西側の小国で作られた生体兵器は ヒトのガン細胞を電子的に制御し 無重力下で巨大に成長する。 打ち上げは成功したが 地上では大戦がおこり、小国は滅亡した。 軌道上で発芽した兵器もまた大量のガンマ線に焼かれ 以来いびつな成長を続けるが 空はコバルトの塵で閉ざされ、やがて忘れ去られた 。